acotto à paris - パリに暮らすアコットのはなし。-

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知っておきたいEU261法☆飛行機遅延でチケット代の倍以上の補償がもらえちゃった話

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タイトル通り、

飛行機の遅延で、払ったチケット代の倍額を補償で返してもらえたはなし。

 

私は今回まで知らなかったのですが(というか、幸運にも大きな遅延に当たった事がなかったのですが)、

これは知らないと絶対に損っ!><

と思ったので、ブログに書いておきます✨

 

 

コペンハーゲン旅行

 

去年の11月、友達5人でコペンハーゲンに週末旅行に行きました(*^^*)

とっても寒くて、日照時間も5〜6時間しかなくて暗かったけど

何もかも高くてびっくりしたけど

街はかわいいし、海鮮ものはおいしいし、大満足の旅でした♡ 

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利用した飛行機(easyJet)

 

私と彼は、LCCのeasyJetを使いました。

LCCって、荷物の条件とか厳しいけど、どこへでも安くいけて最高ですよね(*^^*)

 

パリ⇔コペンハーゲンの往復、一人106ユーロでした。

 

行きは特に問題なく到着。友達3人と合流して、コペンハーゲンを満喫しました。

そして帰りの日。

予定時刻からちょっと遅れて(15分くらいの想定内の遅れ)ボーディング開始。

定刻よりちょっと遅れて、出発!

滑走路について、管制官からのGOサインを待つ事10分ほど。

パイロットのアナウンスがはいりました。

 

「飛行機の羽部分から、液体が漏れているのが発見されましたので、点検のため整備士のバスが到着するのを待っています。出発前の点検では異常ありませんでしたが、後ろにいる飛行機のパイロットからの連絡で、液体漏れが見つかりました」

 

とのこと。。こわい!><

遅れるのは嫌だけど、未確認の液体漏れに気づかずに出発しちゃうよりはずっといい!

お客さんもみんな落ち着いて待っていました。

 

15分ほどの点検の結果、滑走路上では直せないので、ターミナルに引き返す事に。

もちろん、飛行機から降ろされ、ついさっきまでいたゲートの待合席に座り直し(笑)

 

そのまま、途中経過の報告もないまま1時間待たされ。

さぁ、係りの方が喋り出したぞ!と思ったら・・・

 

「みなさん、先ほどの飛行機は修理部品が足りずにここでは直せませんので、いまからパリにいる飛行機を1機こちらによこします。2時間後に到着します」

 

え〜!これからまだ2時間も待つんかい!😭

結局、定刻から4時間半遅れの出発となり、

パリのアパルトマンに帰宅したのは朝の6時前でした。。

 

EU261法ってなに?

 

さてさて、EU261なんてなんのこっちゃ。の私は、

ただただ

「あ〜ついてないなぁ。早くおうちに帰りたい😞 」

とショボンとしていただけでしたが、

何事にも詳しい彼は

「アコット、知ってる!?ヨーロッパには、飛行機が長時間遅延したら、かなりの金額を返してもらえる法律があるんだよ!😊 」

と、なんだかご機嫌。(笑)

 

英語だとFlight Compensation Regulation 261/2004というらしい。

 

wikipediaさんを一部引用すると↓

The Flight Compensation Regulation 261/2004 is a regulation in EU law establishing common rules on compensation and assistance to passengers in the event of denied boarding, flight cancellations, or long delays of flights. It requires compensation of €250 to €600 depending on the flight distance for delays over 4 hours, cancellations, or being denied boarding from overbooking.

Flight Compensation Regulation 261/2004 - Wikipedia

つまり、4時間異常の遅れやキャンセル、オーバーブッキングによる搭乗拒否があった場合、250ユーロ〜600ユーロの補償が受けられるというEUの法律ですよ〜ということ。 

4時間以下でも、一部が補償してもらえる可能性もあるようなので、これは申請しない手はありません!

 

easyJetのサイトで申請

 

11月後半に旅行して、今年の1月になるまで忘れていたのですが(笑)

先日やっと申請したら、すぐにお返事がありました!

 

申請の仕方は、利用した航空会社別に異なると思いますが、

私の利用したeasyJetの場合、下記のページから必要事項を送信するだけでした。

https://www.easyjet.com/en/claim/EU261

 

入力するのは、フライト情報、搭乗者情報、払い戻しを希望する口座の情報のみ。

とっても簡単でした。

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一人250ユーロの補償が決定!

 

数日後、easyJetからこのようなメールが。(フランス語です)

 

 Concernant votre demande remboursement EC261 Compensation : Bonnes nouvelles!   

 

Cher ************

Nous avons examiné votre demande et avons le plaisir de vous informer que vous êtes éligible à une indemnisation EU261.

Votre vol a enregistré un retard de 4 heures et 39 minutes dû à our aircraft having a technical issue.

Ce retard relevait de notre responsabilité et est considéré comme une circonstance non-extraordinaire selon la législation européenne.

Nous allons transférer 500 EUR (250*2 EUR) sur le compte bancaire dont vous nous avez fourni les détails. Veuillez noter que ce transfert prend environ 15 jours ouvrés pour apparaître sur votre compte.

Nous vous présentons à nouveau toutes nos excuses pour le retard de votre vol et espérons vous accueillir à bord prochainement.

Référence de réclamation: *************

Numéro de dossier: ************

 

Cordialement

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Service clientèle easyJet

簡単に訳すと、

タイトルに「いい知らせです!EC261の払い戻しについて」とあり、

私たちの申請が認められたこと、該当の便は機体の技術的トラブルによる4時間39分の遅れが記録されていること、一人250ユーロつまり2人(私と彼)で500ユーロが15日以内に指定の口座に払い戻されることなどが書いてあります。

 

・・・簡単だった!\(^o^)/

 

この法律はLCCだろうが大手航空会社だろうが、条件を満たせば適応されるので、

チケットが安いLCCの場合は、払った額より多く返ってくることもしばしばあるようです。

 

私たちもそのパターンでした。

払った額:106€ × 2人分 = 212€

返金額:250€ × 2人分 = 500€

飛行機代を取り戻しただけでなく、278€も得してしまいました♡!

 

LCCだから遅れるんだろうと言う人もいますが、

機体のトラブルや予期せぬ遅延はどんな会社でも多かれ少なかれありますよね。

いざ遅れてみると、元のチケット代が安いLCCの方がお得だった!なんていう、こんなケースもあるんですね😅 (笑)

私たちはこれからも懲りずにLCCでやす〜く旅行したいと思ってます(笑)

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こちらの方のブログもとっても参考になりそうです♪ ↓


(※ 追記 - 2018/6/11)

先月、ある方(Aさん)がこちらのブログを見て連絡をくださいました。Aさんも、ヨーロッパ旅行に大幅な遅延に合い、なんとか補償が出ないかと探しておられたようです。旅行会社に頼らずご自身で問い合わせをされた結果、補償が得られたようなので、少し紹介させていただきます。ただし、金額や補償の具体的内容については各ケースで違うと思われますので、参考程度にお読みください。

Aさんのケースは、このようなものでした。

【状況】

・旅行の手配はツアー会社を通した。

・利用航空会社はアラブ首長国連邦の会社、エティハド航空。

・帰国時に、ミラノ・マルペンサ空港→アブダビ空港→成田空港の便の予定が、ミラノで7時間の遅延発生。そのためアブダビ→成田の当日の便には乗れず、翌日の便に振替になった。

・アブダビにてホテルは手配された。

・結果、日本到着が1日遅れて、Aさんには大きな額の損失が出た

【ツアー会社の対応】

・ツアー会社から航空会社に問い合わせてもらったところ、「今回の遅延での補償は、アブダビでのホテルの用意、その間の食事の提供などで完了しており、金銭的な補償はできない」との返答。

【今回のケースに際してEU261についてもっとよく調べると】

・EU261法が対象となるのは、EU系航空会社だけではなく、EU発便であれば全ての航空会社。(具体的には、①EUを拠点とする航空会社で、EUに向かう便 ②EUを出発する全ての便 が対象のようです。つまりは、EU系の航空会社ならEU発着は全ての便、EU系以外の航空会社ならEU発の便 が対象ということになります)
 👉つまり、Aさんのケースは補償対象になります。
【Aさんの対応】
・エティハド航空の問い合わせフォームから直接、現金補償が出ないか問い合わせた。
【結果】
一人600€の金銭補償が決定

 

 

もちろん、遅延はないほうがいいし、

重要な用事がある人には本当に迷惑な話ですが、

ヨーロッパで遅延便にあたってしまった方は、ぜひ一度払い戻しの申請をダメ元でもしてみてくださいね😉